誰の役にも立たない

連休を前に落ち込んでいる。

4月も1か月が過ぎ、研修も連休明けには終わる見込みだ。この1か月でやったことと言えば部署の先輩に付いて諸々を教えて頂いたりイベントの運営をやったりといった具合で、まだまだここから先が本番といったところだろう。

私は簡単に言えば営業の仕事をすることになる(であろう)のだが、先輩方は明るく朗らかで運動が得意な、どう考えても私とは真逆のタイプの人たちばかりだ。そして底なしに優しい。同期もとても気遣いができて頭の回転が速い、良い人達だ。

正直、今とても自信がない。周囲の人は洞察の上考えて会話をしているのであろうという感じで会話のキャッチボールが上手い。私はどうしても重い口が開かなくて3テンポくらい遅れてしまい、それとなく落ち込む。会話は殴り合いではなくスポーツなんだなぁと思うしその辺りの神経が死んでいる。先輩からは藤澤さんは悲観的な傾向があるねと言われた。そうなんですよね…としか言えなかった。頑張って話を合わせた数時間後に黙っていると疲れたのかと心配される。

メモ取って会話したい。耳から入る情報がどうしても定着しない。あと人間の喋っていることがたまによく分からない。

不安は人間特有の思考だからしょうがないとかどっかで聞いたようなことを呪文のように唱えて毎日眠っている。しかしまだしんどさは感じない。本当につらいのはたぶんあらゆる手を試した上で自分に向いていないとしか思えない時だろう。

生きていく自信は無いが、生きていかない選択肢が無いのでなんとかやっていくしかない。