誰の役にも立たない

昨日は初の土曜出勤だった。

休日が少ないのは覚悟の上だったので別に仕方がないとは思いつつも、どうしても心のどこかで休みを求めてしまう。

1日だけ残された休みは掃除と自炊で終わるかなあなどと思いながら、9時ごろのそのそ起きてとりあえず溜まった洗い物と台所の掃除だけしながら映画を見ていた。なんとなく気力が無かったので短そうな映画が良いかなあとか思っていたはずなのに最終的に『ゴッドファーザー』(1972)を見た(3時間ある)。

ゴッドファーザーを選んだのは完全にジョジョ5部の影響が強いが、加えてイタリアマフィアとアメリカマフィアについていくつか関連本を読んでいるからというのもある。あとはもう、事実が小説よりも奇すぎてヌルい映画を見ていられなくなってしまっている。殴り合いか殺し合いしかない。4月はずっと漫画を買いまくって読みまくっていたが、なんとなく5月は映画鑑賞スイッチが入ったかもしれない。

映画を見終わった後に、先輩からこの仕事では広く浅い知識が役に立つからと遠回しにオタク趣味を牽制されたことを思い出す。こういうとき、まだまだ学生でいたいなと思う。だけど先輩は正しい。お客さんとの会話でイタリアマフィアについて語る場面はそうそうなさそうだし、イタリアマフィアに詳しい営業って初見はほぼ反社だ。

3月あたりに『エヴァ』や『ジョーカー』、そして『ゴッドファーザー』を見て、フランクシナトラがよく関係しているなと思う。その中でもやはり「That's life」が刺さる。それが人生…。

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That's Life

That's Life

Apple Musicより

6月にはうまくいっているのだろうか…。