誰の役にも立たない

今週は仕事のできない週だった。家に帰ってジュンク堂のバイトを探していた。あまりにも向いていないと思ったので。今の会社の採用担当者はたぶんうまく騙されてくれたんだなぁとか思う。ろくでもない会社なのかもしれない。(とはいえ私と面接した人は去年どっかに行ったらしいし私が無能でも誰も責められないのだ。)

上司は全員優しいけどたぶん内心では面倒な後輩だと思っていると思う。何故なら先輩の仕事量が半端ではないからだ。

家に帰って小一時間くらいメソメソしていたが、ぼんやりとある人を思い出していた。

しばらく前に会った頭の回転が速くてスーパータフ(そして少しひねくれている)な支社の先輩が忘れられない。私は頭の回転は早くなれないからあのタフさだけでも盗み取りたい。失敗したら開き直る、ウザい先輩はふざけんなと思う、東京は金と時間があれば楽しいなど語録を残してクールに去っていった。多分もう2度と会うことはないと思うのであえてその方を1つの指標にしている。

そもそも冷静に考えたら弊社で活躍してる人々は頭のネジと骨の数が倍くらいある人でしかない。確かにこの世界(近視眼的に見れば)では優秀なのかもしれないが、たぶん見方を変えればサイコパスだ(失礼)。そう考えたら別に普通で良くね?という気持ちになって全てがくだらなく思えてきた。身投げが好きな人を見て私も身を投げる必要あるか?そもそもウシの糞に30,000JPYくらいの値段をつけて売る仕事なのだからそれが得意な人って相当ヤベー人だ(いい意味で)。

私も会社ではかなりヤベー人材(悪い意味で)かもしれないが、ブルシットジョブとか資本のことを考えたとすればまだ倫理観がまともだろと思う。まあまともな仕事につかなかった私もまともではないのだが。

いろんな角度から物事を見ることはきっと大切だ。もっと気を抜いて多少の下心を持って気持ちを鷲掴みにいくべきなんだと思いました。もっともっとズル賢くなります。

以上。